歯科矯正はじめるなら今!矯正前にやるべきこと〜開始までの流れと期間について。目立たないワイヤー矯正

歯科矯正を始めました。

3年ほど前からずっとやりたいと思いながら決断できず悩んでいましたが、在宅時間が多いこのタイミングを逃したくないなと思い、ようやく始めることにしました。

同じように考えている方も多いと思いますので、この記事では歯科矯正を始める前〜矯正を開始するまでの流れや期間について、実際の体験を踏まえながらご紹介しようと思います。


歯科矯正の方法はいくつかありますが、ここではワイヤー矯正での体験を元に書いています。マウスピース矯正や裏側矯正などには当てはまらないこともあるかもしれません。また、歯の状態や治療計画も十人十色ですので、全ての方に当てはまる内容ではないこともご承知おきください。



目次

1. 歯科矯正を始める前に。歯科検診とクリーニング

2. 矯正歯科の選び方・重視すべきこと

3. 歯科を決めてから矯正開始までの流れと期間

4. ワイヤー矯正とマウスピース矯正どちらを選ぶか



1. 歯科矯正を始める前に。歯科検診とクリーニング

矯正を始めると、虫歯など歯の治療ができなくなります。

事前準備として、まずは歯科検診を受けて虫歯がないかチェックしておくといいです。歯科検診と一緒にクリーニングをしてくれる歯医者さんも多いかと思います。歯石や着色を落としてきれいにしておきましょう。

虫歯がある場合は、矯正開始までに治療を完了しておく必要があります。

歯の治療は1週間に1回くらいの頻度で行うことが多いので、治療で2、3回通うだけでも1ヶ月程の期間が必要になってしまいます。すぐにでも矯正を始めたいと思っている方は計画的に歯医者さんへかかっておきましょう。



2. 矯正歯科の選び方・重視すべきこと

矯正歯科では矯正治療の無料相談ができます。

簡単に歯の状態を見てもらって、その場で判断できる範囲で自分に合った矯正方法を教えてくれたり、治療費の説明、治療の流れ等をしてくれます。

歯医者さんによって、抜歯なしで矯正する方法を優先してくれるところ、裏側矯正やマウスピース矯正ができるところできないところ、ワイヤー矯正でも目立たない透明ブラケット等を使ってくれるところがあったりと様々なので、複数の歯医者さんで無料診断を受けることをおすすめします。わたしは3箇所でお話しを聞きました。

また、矯正内容の他にも、歯医者さんへの通いやすさも重要なポイントだと思います。

これはワイヤー矯正が始まってから分かったことですが、いざ始めると、様々な歯の不具合が出てきます。ワイヤーの締め付けで痛みがひどく出てしまったり、ブラケットやワイヤーの当たり具合で口内に傷ができてしまったり。痛みでごはんが食べられない日もありました。

こういった不具合が出た時に当日すぐに診てもらえるよう、通いやすい歯医者さんを選んでおくことも重要だと思いました。



3. 歯科を決めてから矯正開始までの流れと期間

無料相談後、歯科を決めたら検査の予約を入れます。その後は、ざっくり以下のような流れになります。


[1回目] 検査(レントゲン等)
 ↓ ※1〜2週間後
[2回目] 検査結果を元に治療計画決定
   (ワイヤー矯正かマウスピース矯正か等、ここで決めます)
 ↓
[3回目〜] 治療開始


私(ワイヤー矯正)の場合は、3・4回目で2本ずつ抜歯をし、5回目で上のワイヤー装着、6回目で下のワイヤー装着、という流れでした。検査から、下のワイヤー装着までの期間は、約1.5ヶ月くらいです。

治療計画により、抜歯の必要がない場合はもっと短くなるかと思いますし、親知らずを抜く必要がある場合はもっと長くなると思います。

一見同じような歯並びの方でも、詳細検査の結果によって出来ること出来ないことが変わってくるようなので、矯正を検討している方はまずは無料相談に行ってお話を聞いてみることをおすすめします。



4. ワイヤー矯正とマウスピース矯正どちらを選ぶか

矯正を始める前まで、私はマウスピース矯正一択で考えていました。

出来るだけ目立たない方法を選びたかったのと、どうしてもというシーンでは外すことかできるという安心感が大きかったためです。

検査の結果では、ワイヤーもマウスピースも両方選択できたのですが、それぞれの治療計画のお話を聞くとワイヤー矯正の方が良いかも、と思うようになり、結果ワイヤー矯正を選択しました。


ワイヤー矯正の決め手となった理由は大きく2つ。


①マウスピース矯正の場合でも、仕上げ段階でワイヤー矯正に切り替える場合もある

マウスピースだと苦手な動かし方があったり(前後の移動は得意だが、横移動が苦手というお話しだったような・・)、かみ合わせの微調整だったりはワイヤーでないと難しい部分があり、矯正の進行具合によってはワイヤー矯正に切り替える場合もあります、と説明を受けました。

歯を思うように動かせる自由度という点ではワイヤー矯正に勝るものはない、ということで、仕上がりや治療期間を考えると、ワイヤー矯正が最善かなと思いました。


②ワイヤー矯正でも、白いワイヤーと透明ブラケットなら目立たない

ワイヤーとブラケットの両方が白いことで、思っていたよりずっと目立ちませんでした。周りからも、全然目立たないね、と言ってもらえました。


それほど目立たずに、ワイヤーの方が仕上がりも良く治療期間も短くて済むのでは、、ということを期待して、ワイヤー矯正を選択しました。


白いワイヤーと透明ブラケットの取り扱いがあるかは、無料相談時に確認しておくと良いと思います。

費用も歯医者さんによりそれぞれかと思いますが、参考までに私の場合は、ワイヤーは付け替える度に+500円程、透明ブラケットは治療費+10万円程です。



歯科矯正は費用も高額で、治療期間も2〜3年かかるため、矯正したい気持ちがあっても簡単には決断できず悩んでいる方も多いかなと思いますが、矯正をした方のお話を聞くと、みなさんやってよかったと言います。

わたしもまだまだ治療中ですが、少しずつきれいに揃っていく歯を見ると始めて良かったなと思います。


少しでも矯正検討中の方の参考になれば幸いです。



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